Cat is god vol.1
預かり猫T君の話
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野生的なキジトラ猫

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T君はキジトラ猫。キジトラ柄は猫の歴史的にアレなんじゃないかということでよく「ワイルド」とか「身体能力が高い」なんて言われたりしますがT君も概ねそんな感じでした。「大胆」って感じ。

しなやかな手足(と長い胴体)を駆使し、助走なしの垂直跳びでタンスに登る日常。
新聞を地べたに広げて読んでいると遠くからズサーっと新聞の下に滑り込んできたり。ちょっとした遊びもワイルド。
野生の象徴「ウンコハイ」もお手のモノ。ウンコひとひりで、家の中をトータル500mくらい走ってたと思う。
※ウンコをした後、テンアゲでアグレッシブに走り回るやつ。理由は諸説あります。

T君は野性味の割にはおりこうさんで、専用爪とぎと絨毯じゅうたん以外の場所ではほとんど爪とぎをしなかった(逆説的に言うと絨毯では積極的に爪とぎをしていた、ということですが...)。
しなかったけれど、なぜか我が家のカーテンからはループ状の糸が致命的に飛び出していた。
おりこうさんなT君がウンコハイ極まってカーテンレールに駆け上ったときの功績である。

T君の場合、通常のウンコハイは横移動が主で、横移動の勢いを殺すような縦移動は極力行わない。せいぜいがソファーを活用した三角飛び。
鉤爪に纏わり付くカーテン生地にくじける事無く、カーテンレールという頂点へ上り詰める「フィジカルの強さにモノを言わせた功績」として文字通り爪痕を残した。

そして後日、「人間の留守中にT君の爪がひっかかったりしたら危ないから」というワイルドさを無視した甘々な感じの理由で、T君の功績は人間の手によりキレイにカットされるのでした...。

猫が元気にウンコハイしてるのを見る度に「いいぞ!もっとやれ!」って思う。猫が元気いっぱいに勇ましい顔してて大好き。
人間も野生的な気持ちでウンコ拾ってます。