Review vol.1
本を読んでいます
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あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 / 宮部みゆき(角川文庫)

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料理の「さしすせそ」と逆で、読書は「粒子の小さいものから」っていうので進めています。「三体」と「マルドゥックシリーズ」は、ね...粒子が大きいじゃないですかー、まだどちらも未完で先があることだし。という感じでどんどん後回しになっていく。

閑話休題、「おそろし」「あんじゅう」「泣き童子」「三鬼」ときて、今回の「あやかし草紙」。
「三島屋変調百物語」シリーズの第五編、にして第一部の最終巻ということです。

ど頭の「開けずの間」が一番おっかなかったですね...平和な暮らしなんてもんは紙一重だよなぁと。
そのおっかない感じを引きずりながら「黒白の間」でのやり取りが続く。可愛げのあるお話も、第1話の「日常は不安定」っていう刷り込みがあるのでなんかもうずっとザワザワする。
宮部みゆきはこの「不安にさせる感じ」がすごいうまいんだよなぁ...。

第一部の締めくくりについては明言しませんが、いやぁ、良い一冊でした。第2部も楽しみ。
この間にシリーズ全体をもう一度周回してみようかな。

つって、どんどん積ん読が滞ってゆく...。

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続(角川文庫) あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続(角川文庫) / 宮部みゆき
★★★★★
宮部みゆきは時代物が熱い。