読書難民なのでいろんなシリーズに手を広げる。
リンカーン・ライムシリーズもミステリでは有名どころだし、シリーズ第一作は映画版「ボーン・コレクター」(アンジェリーナ・ジョリーとデンゼル・ワシントンが主演)で馴染みがあると言えばあるので、間をぶっ飛ばしていきなり評判が良い「ウォッチメイカー」に手を出しました。どうも、バディ沼から来ました輩です。
シリーズの間をぶっ飛ばしすぎたせいで、2作目にしていきなり2人の関係性の転換期を迎えてしまう...。なんだかすみません、という気持ちに。
序盤で「えー全然アレがアレじゃん...アレじゃないじゃん...※ネタバレ回避」と感じていた不満がちゃんとひっくりかえさえて「あーアレだ!ちゃんとアレが完ペキにアレだ!」さらになんと...っていう怒濤の展開でした。
ひっくり返されるのが好きな人にはお勧めです。
読んだ回がたまたま主人公の転換期なこともあり、やっぱシリーズ物の機微はシリーズを通して読んでナンボだよな。と実感しました。多分通して読んでるともっと感じるところが多いはず。
ウォッチメイカー〈上・下〉(文春文庫) / ジェフリー・ディーヴァー
★★★☆☆
ウォッチメイカーは失敗しない。